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小屋番のブログ
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  『大人の”秘密基地”江ノ島小屋。朝、昼、夜と色々な違った顔が
  楽しめるのも江ノ島小屋の魅力です。』



 
『秘密基地』 〜小屋長のコラムより〜

 子供の目には良く写り、大人になると写りにくいものが沢山ある。

 例えば、浜にころがる貝殻であったり、雑草の中にいるカマキリであったり。
 小学校の校庭には、「涙ちゃん」なるものがあり、よくコレクションしたものだ。

 いつの頃から、気の向く先が変わってしまうのだろう??

 辻堂駅に続く道は、まだ、抜けておらず、草っぱらだった。
 江ノ島水族館も、その頃は、今では、考えられない程、なんだか古くさかった。

 川口探検隊の影響を強く受けていたあの頃、岩屋の洞窟は、まだ封鎖されており、格好の探検スポット。
 鵠沼の蓮池も、小さいながらも自然そのものだった子供の頃、秘密基地になりそうな「物件」をよく探したものだ。

 一番のお気に入りの場所は、家の近所の材木置き場。材木がヤグラのように組んであり、秘密基地の建設には、絶好の場所だ。
 放課後、段ボールをかき集め、材木置き場に集合。
 ガムテープと段ボールでヤグラの中に、秘密基地「段ボールハウス」を建設する。
 必需品は、懐中電灯と銀玉鉄砲。この二つの武器があれば、映画「ランボー」よろしく無敵を感じる。
 
 暗がりの秘密基地の中が、懐中電灯の灯りで照らされる。
 ラジオ付きの懐中電灯をもってきた奴は、ヒーローだ。自分たちだけの、大人の知らない空間。
 この中で、捨て猫を見つけてきては、エサやら牛乳をあげてみたり、捕まえてきたカマキリを闘わせてみたり。

 近くに大人の気配がすれば、別に、何も悪い事をしている訳ではないけれど、通りすぎるまで、息を潜める。誰がみてもバレバレなんだろうけれど、当の本人達は、自分たちだけしか知らない、
秘密の基地と思い込ん でいる。段ボールハウス、なんとも言えぬ、満足感が漂う。

 5時のチャイムがなるまで、よく遊んだものだ。

 お店で、電話が鳴る。お客様からのご質問だ。 
「あの~、すいません、近くまで来ているんですけれど、場所が分からなくて、、、、、。」
 小屋を訪れる人々にとって、見える人には見える、ココロの中の秘密基地になってくれればと想う。

                                     小屋長より。


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